私たちは
難しい問題を
解ける形にする。

Attractor Dynamicsは、問題の内側に潜む構造を見つけ出し、計算が本来の力を発揮できる形へと移します。これまで予測も設計も制御も届かなかった領域へ、その道を拓きます。

計算は長らく、ひとつの思い込みのうえで動いてきました。大きくすれば、よくなる——。問題の構造が見えないとき、システムはその失敗を認めません。代わりに、補います。パラメータを増やす。文脈を増やす。検索を増やす。計算力を増やす。それが長い間、進歩と呼ばれてきました。しかし多くの場合、それは「何が本当に重要か」を知らないことの代償を先送りしてきただけでした。

その帰結は、いまや見慣れた光景です。小さな問いが、大掛かりな仕掛けを呼び込みます。優れた理論も、実装の段階で高くつきます。非効率は、野心の代価として受け入れられます。私たちは別の前提から始めます。多くの問題は、本当に解けないのではない。その問題がどのようなに置かれているか、まだ誰も見出していないだけです。

計算に対する、別の前提。

私たちの仕事は、構造から始まります。構造を見つけ、問題を計算可能な規模へと圧縮する。そして、これまで構造として見られてこなかった領域に踏み込み、予測と価値の源にある秩序を引き出します。

本当に難しいがゆえに大きな問題があります。一方で、問いの立て方が悪いために大きく見えているだけの問題もあります。私たちの関心は、その区別にあります。正しい構造が見つかれば、巨大に見えていたものは解ける形になり、曖昧に見えていたものは、精度をもって予測し、設計し、制御できる何かへと変わります。

現在の研究領域。

Field 01

量子システム

扱いの難しい物理システムを、モデル化・シミュレーション・制御が可能な問題へと変えていきます。

20量子ビットのシステムは本来、スーパーコンピュータを要します。正しい座標系でなら、机の上で足ります。
Field 02

生物学

生物学に潜む構造を見つけ出し、予測・設計・最適化へと変えます。

遺伝コードは1953年以来、配列として——指示が連なる一本のリボンとして——読まれてきました。同じ四文字を行列として並べ直すと、そのリボンははじめから幾何学だったことがわかります。
Field 03

AI

複雑な逐次問題を表現し計算するための、より効率的な手法を構築します。

流暢さは生み出されました。構造は、まだです。スケールを大きくしても、そこには届かない。この分野がつぎに必要としているのは、規模ではなくです。

研究・協業のお問い合わせ。

量子システム、生物学、あるいはAIにおいて困難な技術課題に向き合っており、より良い構造が計算の可能性を変えうるとお考えでしたら、ぜひご連絡ください。